フィンランド語学習でカタカナをお勧めしない理由

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なぜ、よみ仮名をつけないのか?

このブログではフィンランドの説明をするときにあまりカタカナをつけないようにしています。昔の記事やメインの内容がフィンランド語メインでない場合はつけていることもあります。

なぜ、カタカナで読み仮名を書かないのか、理由はズバリ、カタカナ読みになってしまうから!
私のブログやインスタをフォローしてくれている友達や家族が、フィンランド語で〇〇ってこう言うんでしょう、と言ってくれた時に、アレ?ん? と聞き取るのがとても難しかったのです。

カタカナで発音されたフィンランド語はなんか違う。とはっきりわかってしまったのです。もちろん大人になってから外国語を勉強した場合、発音をネイティブに近づけるのは不可能ではありませんが、時間と労力がとてもかかります。それでも、なるべく不自然な発音にならないようにするには脱カタカナを目指しましょう!

大人の外国語学習

大人になってから外国語を勉強するとき、つまずいてしまうことの一つに発音、読み方が上がると思います。特に独学で勉強している場合誰にも相談できないし、マイナーな言語の場合音源を入手することも中々難しい場合があります。

多くの外国語教材にはすでにカタカナが印刷されているものがたくさんあるので、つい目に入ってしまいますよね。私は過去に読み仮名を塗りつぶそうとしたことがあります。。。幸いすぐにそれにかける時間が無駄だと気づきすぐにやめました。市販の教科書の読み仮名はできるだけ読まないようにしてオリジナルの文章だけを読むようにするのがおすすめです。たとえ、読み方に自信がなかったとしても、仮に間違えていたとしてもカタカナを発音するよりかは良いことだと個人的な経験から思いました。

念のため言っておくとよみ仮名を否定するわけではありません。特定の学習場面では読み仮名が有る方がスッと頭に入ってくる場合もあるでしょう。しかし、いつまでも読み仮名に頼るのではなく、単語を見てなるべく発音できるようにしたいですね。

フィンランド語と日本語の発音

フィンランド語を学習している方はご存じだと思いますが、フィンランド語と日本語の発音はとても似ています。英語やフィンランドのお隣スウェーデン語に比べると日本人にとって発音しやすい言語にはいります。いくつか発音の難しいアルファベットがありますが、ぎゃくにそれさえクリアすれば書いてあるものをそのまま読めばフィンランド語になります。

なのに、なぜわざわざ読み仮名を無視するのか。前の段落でも言った通り、カタカナで読んでしまうとどうしてもそれっぽくない聞こえ方になってしまうからです。その一つとして、日本語の単語は母音と子音が必ずといってよいほどセットになっているからです。対してフィンランド語は母音と子音がセットになっているものと子音が重なっているものもあるからです。

たとえば、
日本語をローマ字表記にするとNIHONGO、NI HON  GO と母音と子音がセットになっています。
対してパーセンテージをフィンランド語にするとPROSENTTI,  これに読み仮名を着けるとプロセンッティとなります。 しかしフィンランド語の単語を良く見ると P RO SEN TTI となります。日本語の読み仮名をローマ字表記にすると、プロセンッティ PU RO SEN TTI となります。フィンランド語と比べると、フィンランド語の方はPのみで母音はありません。読み仮名はのほうはPUとUが後ろについています。なのでこのPROSENTTIとをカタカナで読んでしまうとPUという発音になってしまうため、どうしてもそれっぽくない発音になってしまうのです。

 

実際の読み仮名をつけた例

ここでは実際にカタカナの読み仮名をつけたらどうなるのかを紹介したいとおもいます。母音、子音の組み合わせだけでなく、カタカナ読みと比べてどう聞こえるのかの比較をしてみたいと思います。

それぞれの単語の発音を2回繰り返しています。


Ehdottaa

エホドッター


 

Rautatieasema

ラウタティエアセマ


 

Talvi

タルヴィ


 

Helsinki

ヘルシンキ


 

どうですか?単語を発音通りに読んだ場合とカタカナ読み仮名の発音の違いが分かったでしょうか?

発音に関する質問があれば、問い合わせから気軽にコメントしてください。インスタのDMからも気軽に質問してくださいね。

インスタはこちら@yurutto.finlandogo

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