始める前にまずは、これ!フィンランド語の基本構造

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ゆるっとフィンランド語
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フィンンド語は本当に悪魔の言語なのか?

フィンランド語はその難しさのあまり悪魔の言語と言われているという教科書もあります。
全ての外国語学習に共通すると思いますが、最初の超ビギナーの壁を越えてると中上級者に悪魔の壁が立ちはだかると思っています。
つまり、フィンランド語が悪魔の言語というよりは、だんだん理解してきたなと思った頃にドツボにハマってしまうのが外国語学習だと思っています。

日本人以外にもフィンランド語が難しいと言われている理由はいくつかあるので、いくつか紹介します。

1.全く馴染みが無い!
フィンランド語は何せ、マイナー言語。聞く機会がほとんどありません。なんとなく、どこかで聞いたことがあったり、見たことがある言葉だとそれだけ初期導入の段階で入ってきやすいですが、フィンランド語はそうはいかないです。

2.独自の言語族
それぞれの国の言葉はグループに分けることができます。例えば英語はインド・ゲルマン語族に分けることができて、ほかにもドイツ語、スペイン語、イタリア語なんかが同じグループです。
同じ言語族に入っている言葉は文法や単語が似ていたりしています。
フィンランド語はウラル語族に属しているといわれています(諸説あり)。
そのため、ヨーロッパの人たちでもフィンランド語を難しいと感じるのかもしれません。

この二つがフィンランド語を難しいと思う理由なのではないかと思います。

フィンランド語の基本構造

フィンランド語の参考書を買ったものの、何がどういうことなの⁉ってことはないですか?
まずは、基本の構造を理解すると理解力が断然に早くなります。暗記する必要はまったくないので、ふわっと理解していればOKです。

フィンランド語に無いもの 
・前置詞
・性別
この二つはありません。前置詞は英語でいう” in, at, on”が無いです。二つ目の性別ですが、フランス語、ドイツ語、スペイン語には男性、女性、中性というよに単語に性別がありそれらが文法に反映されます。

フィンランド語に有るもの
・格変化
・主語によって動詞の形が変わる
フィンランド語でやっかいなのが、この格変化です。フィンランド語は全部で15の格変化があり、それぞれ状況によって使いこなす必要があります。

主語によって単語の形が変わるというのもポイントです。例えば英語のように、I am、You are、He is, 主語によって後ろの動詞が変化しています。英語の場合はこのBe動詞のみですが、フィンランド語は全ての動詞が主語によって変化します。

この格変化なにが難しいかというと、動詞以外も全て変化します。
名詞、形容詞、副詞から始まり、固有名詞なんかも変化します。

格変化を簡単に
格変化はとは「て、に、を、は」にあたります。
フィンランド語の格変化は、単語の後ろが変化し違う見た目の単語になります。例えば
本  「私」「本」という形は変わらずに「の」という言葉入り所有格をあらわしています。
Minun kirja  フィンランド語では主語である「私」=「Minä」という単語の語尾が変化して所有格を表しています。
他にも、「電車の」という表現の場合「中にいる」という格変化も存在します。
Juna=電車
を変化させて
Junassa 電車の中という意味になります。小さい電車の中 という文を作ると、電車以外に小さいも変化します。

原型         中という格変化
小さい Pieni      Pienissä
電車  Juna              Junassa

となります。しかもこれ、複数形の場合だとまた違う形になります。

発音の難易度

見たままをそのまま読むので、むしろ日本人にとっては比較的発音がしやすい言語です。
英語やお隣のスウェーデン語のほうが難しいと思います。ただ、簡単だからと言ってカタカナ発音をしてしまうと、聞き取られなかったりするのでカタカナ発音にならないように注意しましょう!

フィンランド語はイントネーションやアクセントもあまりなく、全体的に淡々としているところも日本語と少し似ていると思います。

 

まとめ
・発音は簡単
・主語によって動詞が変化する
・格変化に気をつけろ!
格変化のところで頭がくらくらした方もいるのではないかと思います。
が、逆にいうと、格変化があるというとを知っていれば、フィンランド語の理解につながる近道になります!がんばりましょう!

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