今日はフィンランド1年で1番灰色の日

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日常
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  今日はフィンランドで1年で1番曇っている日

なんの日? 1年で1番暗い冬至じゃなくて?
と思った方も多々いたと思います。

フィンランド語では

Vuoden harmain päivä

という表現をします。Harma という単語は灰色という意味のほかに、残念という意味もあるので
それと合わせて

今日はフィンランドで1年で1番雲が多く、太陽も当たらなくて灰色の日ということらしいです。
11月はフィンランドで1番曇りが多い月で、そうなると当然日光もさえぎられるので
フィンランド人もよく11月が一番暗くて気が滅入ると言っています。

12月に入ってしまえばクリスマスムードで多少は華やかになって、1月2月は雪が降ると雪が光に反射するので暗さは少しましになるので、個人的にも11月は1年で一番気持ち的に厳しい時期かなと思います。

2、3年まえに何げなく新聞を読んでいるとその年の11月の日照時間がヘルシンキでも合計で5時間しかなかったらしく衝撃的でした。

結局、何をする日?

この1年で1番曇っている日を盛り上げるために、外に遊びに行ったり、曇っているけれどベランダで日光浴をしたりするようですが、一番盛り上がるのはヘルシンキの大聖堂の近くにある
Allas sea poolプールがあるのですが、そこで無料で開催されるイベントがこの日のメインイベントですね。(今年はコロナの関係でイベントは中止になりました)

おもしろいのが、実はこの灰色の日つい最近になってイベント化した日なんです。
2018年にメディアなどでこの時期はロングドリンク(フィンランドのチューハイ的な飲み物)の売り上げが下がる時期ということで、ロングドリンクの灰色の時期という取り上げ方をしていました。それをメーカーが逆手にのってマーケティングの手法として、ヘルシンキのハートウォールスタジアムでイベント開催したところ盛り上がったので、そこからこの灰色の日というイベントが始まりました。(kauppalehti 2020.8.15 “Hartwall tuo vuoden 1952 lonkeronsa takaisin – myös Vuoden harmain päivä palaa syksyllä”) 

この飲み物パッケージも青と白のストライプで夏らしくて好きなのですが、甘すぎずスッキリした飲み口でサウナの後の一杯に飲むのが好きです。
最近色々な味のバリエーションが出ていて、オリジナルのグレープフルーツに加えて、オレンジとかベリー系の味も出ています。個人的に好きなのはオレンジ味です。

来年の灰色日はいつ?

来年の灰色の日について調べてみたのですが、現段階では特に情報がでていませんでした。
もし、来年イベントが開催されるとしたらまた11月の中旬の祝日になるとおもいます。
コロナが収束してもし行く機会があれば、ブログでもレポートできたらいいなと思います!

 

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