フィンランド語の発音
結論からいうとフィンランド語の発音は簡単です。英語の発音やお隣の国のスウェーデン語に比べるとめちゃめちゃ発音しやすい言語です。
1.ローマ字読み
2.巻き舌マスターになれ!
3.これに注意 ”Ä Ö Y”
4. 重なってる子音は吐息
5.アクセントは大体前
1.発音は基本的にローマ字読み。書いてある通りに読みます。
`Kiitos´ フィンランド語を勉強していなくても読めるんではないでしょうか。
キートス と読みます。
Moi = モイ
Hei = ヘイ
Helsinki=ヘルシンキ
Kanamuna=カナムナ
このまんま、書いた通りに読むとフィンランド語になります。
外来語とかもこの調子でフィンランド語化されるので、最初のころ逆に何かわからん単語もあったりしました。
その代表例がこれ!
ブルゲリ これ、何かわかりますか?
スペルはBurgeri なんとこれ、バーガーなんです。
HesBurgeriっていうフィンランドのマクドがあるんですが、友達にヘスブルゲリ行こうやって言われたときは思わず聞き返したよね。
2.巻き舌をマスターしないと始まらない
ポイント2目、巻き舌。 R これ巻き舌になります。
英語とかだと舌を上の口につけて~という説明をよく見かけますが、
フィンランド語のRは思いっきり巻いちゃってください。
一応、巻き舌の仕方を文字で説明すると
まず、口をふわっと閉じて舌を浮かせます。下にも上にもつけずにちょうど真ん中に来るようにします。そこから少しだけ下の先を丸めてそのまま息を吐きます。
息を吐くときに一緒に声をだすと巻きやすくなります。
文字での説明難しいですね。^^;
3.Ä Ö Yの発音のしかた
日本語にない発音がこの3つ。
この3つに共通していることは、中間の発音です。
発音するときは少し大げさに口を使うと発音しやすくなります。
Ä はあとえの間の音。思いっきりニコッと笑って、ちゃんと口角あげてね。そのままえを言う口であを言うとÄになります。
Ö はおとえの間の音。口をすぼめてうの口をつくります。うの口のままおと言うとÖになります。
Y ゆとうの間の音。これも口をすぼめてうの口をつくります。うの口のままゆをといいます。ただし、あまりはっきりとゆとは言わずにゆーーーと伸ばして言ったときの残りの音を発するとYの発音に近くなります。
4.重なってる子音は吐息
フィンランド語は母音と子音がセットになっていることが多いです。
例えば、Aamu アーム という発音です。分解するとAa(あー)とMu というように母音と子音がセットになっています。
セットになっていない場合もたくさんあります。それが、Kiitos これもう発音できますよね。
そう、キートスです。で、このカタカナの読み仮名を読んでみてください。実はネイティブからするとちょっと違うってなります。なぜなら、日本語では全部の音をハッキリと発音します。
どういう意味かと言うと。この日本語で書いたカタカナをアルファベットにすると
KIITOSUとなります。違いがわかりますか?
フィンランド語 KITOS
日本語 KIITOSU
Uが一つ余計についてます。なので、子音で終わる単語はガッツリと発音しないで最後に息を抜くとちょうど良くなります。
この誰得フィンランド語で出てきた単語
Pahus 残念とかチクショーという意味ですが日本語で読み方を書くと
パフスとなります。でもスと発音してしまうと。フィンランド語っぽく聞こえないので最後のスSUと言わずにUを発音せずにパフSと言うとそれっぽく聞こえます。
5.アクセントは前に
これは色んなフィンランド語の教科書に載っているのでイメージが湧きやすいと思います。
Kiitosで説明すると、最初のKIにアクセントがついていて、Kiから下に向かって下降するイメージで発音してみてください。
Hei これもヘを強くてあとはおまけです。
さっきの例のPahus これもパにアクセントがつきます。
アクセントのポイントですが、フィンランド語は基本的に淡々としゃべる言葉なので、アクセントも気持ちつける程度で言うとよりフィンランド語に近づくと思います。アクセントを意識して、強く言いすぎるとフィンランド語に聞こえないので、そこは注意してください。
まとめ
それでは、今回のフィンランド語の発音の5つのポイントをまとめてみましょう!
2.歌舞伎町の女王を聞いて目指せ巻き舌マスター
3. ”Ä Ö Y”は間の音
4. 子音はカタカナ読みしない
5.アクセントは気持ち程度
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