フィンランドの高校生活始まるよ! 4

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ポンコツ高校留学記
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フィンランドの高校ってどんなん?

*この記事はアメブロにて投稿していたものを加筆修正して再掲載しています

さて、いよいよフィンランド人と混じって勉強するわけですが、クラスは一応2年生に配属になりました。ですが、ほとんど誰がクラスメートかも覚えられないまま留学生活が終わろうとは、このときは夢にも思っていませんでした。

緊張で吐きそうになりながら、ホストブラザーと学校へと出発しました。学校にいく途中たくさん話かけてくれて一生懸命距離を縮めようとしてくれているのですが、なっぷるの英語力が低すぎるためあまり会話にならなかったと思います。(゜ρ゜)

担任の先生はショートカットがよく似合う、がっしり標準体型の女の先生でした。

さっそく朝礼でみんなに紹介をされました。必要事項を連絡し終わり、一限目の授業が始まるまで教室で一息つけるわと思ったところ。みんなドヤドヤと荷物を持って教室から出て行きました。 ぇええーー!!帰るん!? とまったくついていけないなっぷる。

そして、隣の席の子に一限目は何かと聞かれました。

え、みんな一緒の授業ちゃうん??

はてなマークを飛ばしまくっていましたが、そーいえば。。。

高校の授業は選択制

実はこの日が登校初日ではなく!

何日か前に学校に行って、OPO(opinto-ohjaaja)というキャリア指導(?)の先生に合って、なんと授業を自分で組んできました。では、OPOって一体何ってことなんですが、OPOは科目を教える先生とは別でまさに進路指導専門の先生です。生徒と一緒に授業を組むのを手伝ったり、少人数でチームワークとはなんぞやみたいな授業をOPOの先生がする場合もあります。私の学校のOPOの位置付けはなにか困ったことがあったら相談しにいく的な感じだったかなぁと。

そもそも義務教育が中学までのフィンランド、日本と一緒ですね。そのあと高校に進学すると自分で授業を組むんです。この自分で授業を組むっていうのはもちろん一年でとるべき単位必須科目が決まっているのですが、その中で自分で一年でどういうスケジュールで学ぶか、どのレベルの科目をとるかなどを選択するのです。

例えば高校で共通している科目でいくと、

数学がlyhyt-matiikka とpitkä-matiikkaがあります。

lyhyt-matiikka=短い数学 は日本でいう文系選択者の数学のようなもので、わかりやすく丁寧な授業です。一方pitkä-matiika=長い数学 は進むスピードも早く授業選択者も数学が得意な人がとります。

語学も高校生にして英語は必須ですがその他にも第二言語をとらなければいけないのです。

ドイツ語、イタリア語、スペイン語、フランス語、スウェーデン語はもちろん学校によっては日本語も選べる学校も稀ですがあります。

あとは、宗教も授業科目としてあります。もちろん無宗教の生徒さんや、宗教学に興味がないわってこもいるのでその代わりとして倫理の授業があります。

一般科目も日本とは進行が違っていて、日本では学年ごとに内容が違っているのですが、

英語だと、英語1英語2,3とレベル訳がされていてある程度英語ができている子は1、2を飛ばしていきなり3をとることも可能です。

理科も、1,2,3と番号が分けられており、1は生物2は地理といったような分け方でした。

と、このように自分で考えて学期ごとにOPOの先生と授業を組んでいくことになります。

説明がながくなりましたが、ここでやっとう冒頭の質問になります。

生徒によって時間割が違うので「なんの授業?」ってなったのです。

 

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