フィンランド語の学習の初めの一歩

スポンサーリンク
スポンサーリンク
ゆるっとフィンランド語
スポンサーリンク

フィンランド語の勉強

こんにちは、なっぷるです。最近はインスタグラムのから来てくださる方もいるみたいで、更新のモチベーションにつながります。ありがとうございます。

今回は改めてどうやってフィンランド語を勉強したのかを記事にしたいと思います。なんとなく、始めたいと思っているけれど、独学でできるのか不安、最初の一歩が踏み出せない、教科書いっぱいあるけれど結局どれが良いの? 等々

勉強の仕方、上達するためのコツ、タブー、おすすめの教科書を紹介していきます。

フィンランド語学習を考えている方、最近始めた初心者向けの記事になっています。よければ是非最後まで見て言ってください。

私は現在フィンランドに在住していますが、フィンランド語は日本で最初に勉強を始めました。というのも、フィンランドの大学進学を目指していたからです。当時は今ほどフィンランドブームが起こっておらず、フィンランド語の教科書もほとんどなく教室もネットでの情報がないというのが現状でした。

正直なお話をすると、大学入学や就職レベルまでのフィンランド語を身に着けたのはフィンランドでになります。そこで、がっかりしないで!今は昔と違い教科書も増えネット上でもたくさん情報が手に入るので、日本にいてもフィンランド語を話せるようになることができます!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

語学力ゼロでも大丈夫

よくフィンランド語を勉強するにあたって、語学力がそもそも無いんです。という心配をされる方がいます。英語も苦手で全然喋れないから、フィンランド語なんて、、、と。フィンランド語に関しては、むしろ英語ができなくても問題ありません!

なぜなら、フィンランド語は英語とはまったく違うグループに属しているからです。英語はインド・ゲルマン語族に所属していて、例えばドイツ語やスウェーデン語が同じグループです。フィンランド語はウラルアルタイ語族(諸説有)に属しています。なので、むしろ英語ができないほうが真っ白なキャンパスをフィンランド語だけで埋めることができる!という逆の発想ができます。

自分に合った勉強の仕方

、自分にあった勉強の仕方を見つけるというのが意外と大事だったりします。自分が何かを暗記したり新しいことを学ぶにはこういう方法があるというのを見つけると、語学だけではなくてすべてのことに応用が利ききます。なので、自分に合った勉強方法をまだ見つけていない人は是非この機会に見つけてみてください。

大雑把に説明をすると、人が何か情報を受け取るときに五感を使って受け取っています。その受け取り方を3つの特性に分けることができて、人によってその特性がそれぞれ違うよ、というものです。

それぞれの特性の特徴とおすすめ勉強方法を簡単に紹介しています。

3つの特性

視覚性 目から入る情報を積極的に受け取る。
おすすめ勉強法:教科書の内容をノートにまとめる際にイラストなども取り入れると◎

聴覚性 耳から入った情報を積極的に受け取る。
おすすめ勉強法:まずリスニングから取り入れてみる。CD付きの教科書は最初に一度文章を聞いてから教科書の内容に目を通すと◎

体感性 実感したことや、実際に体験したことを受け取る。
おすすめ勉強法:とにかく実践するべし!一人で学習する場合は日記を書いたり、独り言を言うと◎

もっと詳しく知りい方はNLP診断やVAK学習法などでググってみてね。

具体的な勉強方法

次に具体的に私がどういう方法でフィンランド語を学習したかを紹介していきます。

1.発音
2.ざっくりと構造の理解
3.ノートに文法をまとめる

1.発音
わたしが最初に使った教科書は音源(CD付き)が付いていたので、まずは発音を正確にできるように努めました。発音ができる=聞き取りができる、からです。フィンランド語は発音がしやすく、アルファベットをそのまま読むだけですが、カタカナ発音をしていると通じなかったり、自分が聞き取れない発音が出てきます。

音源はまずアルファベットを何回か聞き、そのあとでシャドーイングをすることを繰り替えました。
新しい単元や会話文に進む場合も音を聞きました。自分の声を録音して確認するというのもおすすめです。

2.ざっくりと構造の理解
文法を勉強するにあたって、私はキッチリと文法をするのではなくまず初めになんとなくどういう構造なのかを理解することにしました。
例えばフィンランド語では、主語によって動詞の形がそれぞれ変わる、格変化がたくさんあってそれによって単語の形が変わる。動詞だけではなく、名詞、副詞、形容詞、固有名詞の形も変わる等々。

3.ノートに文法をまとめる
教科書の文法を手書きでノートにまとめることをしていました。ここで先ほどの話に戻るのですが、私は体感性の学習方法が合っていたので、見るだけ、聞くだけよりも、実際に手を動かすほうが理解力も深まり、定着しやすかったからです。
人によっては教科書を繰り返す読んだほうが理解しやすい場合もありますし、音源と音読が合っているという人がいます。手書きで書くことは、その分時間がかかるし内容を理解せずにノートを取ることで満足してしまっている場合もあります。自分にあった勉強方法に合わせて教科書を進めていくことをお勧めします。

ノートをまとめるときのコツ

内容をコピーしない!
自分なりに理解したことをノートに書くこと
例えば、
「こうした現象を格変化、フィンランド語ではsijamuotoと呼んでいます」
(引用、中経出版フィンランド語が面白いほど身につく本 p59)
という文章があった場合、そのまま書き写すと時間もかかるし長いです。なので、要点だけを抜き出してかきます。要点を見てみると、この3つがキーポイントなことがわかります。
こうした現象格変化、フィンランド語ではsijamuotoと呼んでいます」

こうした現象
格変化
sijamuoto

ですが、この3つを並べただけでは意味がわかりません。
これを文章にしてみます。

「こうした現象を格変化=sijamuotoと言う」

と、一見意味のある文に見えますが、こうした現象が曖昧です。あとからノートだけを見返したときに意味が分からないと思います。そこで、こうした現象がどういう現象なのかも足してみます。

フィンランド語の単語には基本型があり、語尾が変化する。これをsijamuoto(格変化)と言う。
例)Englanti (基本型)  → Englantia
(引用、中経出版フィンランド語が面白いほど身につく本 p58・59)
フィンランド語学習でやってはいけないこと

絶対にやってはいけないことを一つお伝えします。
教科書に載っているカタカナを読まない!!
これだけはしないでください。フィンランド語は日本語と発音しかたが近く比較的発音しやすい言語です。しかし、日本語にはない発音もあるので、カタカナを読んでいるとどーしてもカタカナ読みになってしまいます。
読み仮名が振ってある教科書は読み仮名は無視して、音源重視で進めていってください。

 

初心者向けおすすめ教科書

今回、引用させていただいた教科書のリンクを載せますね。
わたしが最初に使ったフィンランド語の教科書でもあります。おすすめポイントは格変化がフィンランド語で書いてあるところです。カタカナ読みがあることがマイナスポイントですが、カタカナを読まないようにしているとそのうち、目が慣れてきて目に入っても認識しないようになります。笑

コメント