前回の記事で留学先の高校が特殊だったことに少し触れたので、もっと具体的に紹介したいと思います。
毎週水曜日のランチタイムが通常の昼休み時間より30分長くとられており、体育館で生徒たちの発表や催しものが行われていました。
生徒が事前に申請をして生徒であれえば誰でも発表ができ、見に行く人も強制ではなく自由に見に行くことができました。壇上に上がるのはもちろん生徒ですが、照明や音響などの授業もあったのでいわゆる裏方仕事も生徒たちで取り仕切っており、演目にもよりますが中々の出来だった記憶です。
バンドと言った音楽の演奏、演劇などの他にもハイヒール競争やディベートなど、わりかしなんでも有な感じでした。
生徒たちの発表には先生も時々見に来ており、自分が指導したクラスの生徒たちが発表をするのを楽しみに見守っていたのが印象的でした。
30分のランチタイム以外にも学期が切り替わる冬休み前や、学年が変わる夏休み前は放課後に1時間ほどの催しものが開催されるときもありました。先生たちだけで構成されたバンドや、音楽の科目を取っている生徒たちによる気合の入った発表などかなり盛り上がり、さながらフェス状態になりました。
特に音楽のコースを取っていた生徒たちの発表は、授業が発表に受けての練習に切り替わるのでみっちりと練習をすることになります。そしてこの発表は音楽のコースを受けている人ならだれでもできるわけではなく、音楽4や5といった上のレベルの授業でカリキュラムでした。
人気の授業は満員で申し込みができない場合もあるよ!
と、良いことばかりピックアップしましたが演目の内容がダメで少しの期間謹慎になる生徒も何人かいました。たとえばですが、ヒットラーなどセンシティブな話題を風刺の枠からも外れた内容で扱い学校側から注意を受けていました。
※ポンコツ留学記シリーズは2010-2011年当時の情報、記憶に基づいています。
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